シャミナード神父は、

2000年9月3日(日)、ローマの聖ペトロ大聖堂において、

教皇ヨハネ・パウロⅡ世によって列福(れっぷく)されました。

※ 列福とは、カトリック教会で「聖人」に次いで崇敬の対象となる

「福者(ふくしゃ)」に加えられること。

左上の写真、中央の婦人は、シャミナード神父の奇跡によって癌を癒されたエレナ・オテロさん。手にしているのはシャミナード神父の遺骨の一部

■ シャミナード師の列福式に参加して

サン・ピエトロ広場には、シャミナード師を含む5人の列福者を祝おうと10万人以上もの人が集った。

その列福ミサの中で、教皇様が福者を宣言されるやいなや、それまでサン・ピエトロ大聖堂に掲げられていた、一人ひとりの肖像画が姿を現す。

列福ミサ後の昼食会では日本マリア会地区長の冨来師が「ここに来てようやく、祈りの中で、ミサの中でシャミナード師の取次ぎを願って祈ることができる・・・」とおっしゃられた。

この言葉を聞いたときに私はあの広場で幕の向こうからゆっくりと現れたシャミナード師の肖像を思い出した。

 (石井政仁) 

大聖年の2000年の9月3日に、シャミナード師は他の4人の方々とご一緒に列福されました。

サン・ピエトロ広場に世界の国々より一堂に集って、共に祈り、賛美と感謝を捧げることは、なんと素晴らしいことでしょう。

日本信徒マリアニストの一員として、列福式に参加でき、多くのお恵みをいただきました。感謝、感謝の日々です。

この巡礼に気持ちよく出してくれた家族の理解にも感謝します。

(フィアト ベロニカ・寺沢圭子)